新刊案内 『聞き書き・関西華僑のライフヒストリー』第12号

Book Review: Association for Recording Oral History of Overseas Chinese in Kansai, Japan (2024) Oral Record: Life History of Overseas Chinese in Kansai, 12, Kobe Overseas Chinese History Museum

 2007年4月に発足した神阪京華僑口述記録研究会では、研究者と華僑・一般市民が共同で関西地域の華僑のライフヒストリーをインタビューをもとに丁寧に記録してきました。その成果は、雑誌『聞き書き・関西華僑のライフヒストリー』として2008年12月に第1号が出版され、この3月に第12号が出版されました。
 第12号には、2022年10月に開催された第14回シンポジウム「トアロードと広東村~戦前から現在まで」の記録をはじめ、例会でのインタビュー・報告の記録、華僑関係参考書籍リストなども収録されています。また4月6日(土)の例会では、この最新号について語り合い、今後の華僑の聞き書きの準備と予定を検討していきます。どなたでも参加可能ですので、ご興味のある方はぜひいらしてください。

神阪京華僑口述記録研究会編
『聞き書き・関西華僑のライフヒストリー』第12号 神戸華僑歴史博物館 2024年3月

神戸華僑歴史博物館受付にて販売中  定価1,000円
※ 郵送希望の方は郵送料310円が必要です。お問い合わせフォームよりお申し込みください。

【例会案内】
日時:2024年4月6日(土) 14:00~16:30
場所:神戸中華総商会ビル(KCCビル)10階会議室
   神戸市中央区海岸通3丁目1-1